Simutrans (64 Version) Add-On
景観線路.pak
presented by E.T.
この度は、景観線路.pakをダウンロードいただき、ありがとうございます。
このパッケージは複線表現、ポイント表現を強力にサポートする線路とその付属物を広い範囲でカバーしたアドオン群です。
表現が多様なため、敷設にはやや複雑な操作を行う事になってしまっていますがご了承ください。
アドオンの追加は追加したいファイルをsimutrans\pakディレクトリにコピーしてください。
バラのアドオンはmakeobj49でpak化されています。対応するsimutransのバージョンは100.0以降です。
他のバージョンで利用する場合は統合パッケージetrailXX.pakを利用するか、個人で再パック化してください。
etrailXX.pakのXXはコンパイルしたmakeobjのバージョンです。名前重複回避のためすべてコピーせず、必要なバージョンを一つ選択してください
対応するバージョンは以下の通りです。(安定版のみ)
simutrans100.0以降(etrail49.pak)
simutrans99.17.1(etrail48.pak)
simutrans88.10.5(高架線路非対応のため、作成していません)
踏切は上書きファイルにつき、etrailXX.pakに含まれません。個別のファイルを別途導入してください。
踏切もmakeobj49によるコンパイルを行っています。
日本語化はreadmeディレクトリ内のja_tab.txtの全文をsimutrans\pak\text\ja.tabの末尾にコピペしてください。
このパッケージには以下の線路およびその付属物が含まれています。
<地上軌道 アイコン背景色:灰>
・茶色バラスト軌道

速度制限 85km/h、安価な軌道で地方ローカル線のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
・灰色バラスト軌道

速度制限 160km/h、都市圏や高規格地方路線のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
・コンクリート軌道

速度制限 270km/h、東海道新幹線他、新幹線や高速鉄道のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
・スラブ軌道

速度制限 450km/h、山陽新幹線から次世代型超高規格鉄道のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
<高架軌道 アイコン背景色:シアン>
・灰色バラスト高架軌道

速度制限 160km/h、都市圏や高規格地方路線のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
・コンクリート高架軌道

速度制限 270km/h、東海道新幹線他、新幹線や高速鉄道のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
・スラブ高架軌道

速度制限 450km/h、山陽新幹線から次世代型超高規格鉄道のイメージです。
複線表現・単線表現他のため5種類の線路敷設タイプを用意しています。
<架線 アイコン背景色:黄色>
地上軌道または高架軌道の中央線を電化します。
・単線用架線

従来の手前に架線柱が来るスタイルではなく、奥に架線柱が表示されます。
・複線用架線

複線表現用の架線です。架線柱の間隔に合わせて4種類のアイコンを用意しています。

・架線柱なし架線
駅構内、トンネル入り口など、架線柱が邪魔になるような場所に使えます。
<高架壁 アイコン背景色:赤>
高架軌道に高架壁を非電化で設置します。
・高架壁

景観専用オブジェクトです。敷設タイプに合わせて3種類のアイコンを用意しています。
<高架壁付き架線 アイコン背景色:青>
高架軌道に高架壁と電化を設置します。
・単線用架線

架線オブジェクトにある単線用架線の高架壁付きです。単線パターンの高架壁のみ用意しています。
・複線用架線

架線オブジェクトにある複線用架線の高架壁付きです。こちらは複線以上の表現に対応しています。
高架ヤードや留置線・側線のある駅では、壁のない架線を併用した表現できれいな再現が可能です。
<高架ランプ アイコン背景色:緑>

・灰色バラスト軌道用ランプ
・コンクリート軌道用ランプ
・スラブ軌道用ランプ
高架線路と地上線路を繋ぐランプです。高架線路タイプに合わせて、3種類用意しています。
<踏切>
・踏切
このアドオンに含まれる線路は通常の線路に比べ非常に幅が広くなっています。
そのため、通常の踏切アドオンでは軌道床が道路上に露出してしまいます。
この踏切は、踏切の正常表示と日本風化を行うアドオンです。
このアドオンの追加を強くお勧めします。
なお、このアドオンは従来の踏切の上書きになります。心配な方は必ずバックアップをお願いします。
<高架橋脚 アイコン背景色:マゼンダ>

・ラーメン橋脚
誰かの策略により、飛行機建設ツールの誘導路として表示されます。
これは自動発展による道路との交差での踏切化を防ぐためです。
飛行機の登場は1935年以前ですから問題はないと思いますが...
アイコン内記号の説明
説明が回りくどくややこしいので、線路敷設例まで飛んでしまったほうがいいかもしれません。
ポイント方向アイコン

この記号は線路・架線に使われています。
これは線路のポイント方向を意味します。基本的に記号の収束する向きに線路が敷設されます。
例えば二行目は西方向にマークが収束しており、ポイントは西を基準にそこから接続する方向のみに描画されます。
カーブアイコン

この記号は線路に使われています。
これはカーブ線路であることを意味します。カーブを敷設した時、斜め直線ではなく、カーブ線路になります。
斜め方向の直線を引くと、波形に描画されます。記号はありませんが、単線用架線はカーブ線路形です。
タイルカットアイコン

この記号は線路に使われています。ポイント方向アイコンと一部共用です。
これはタイルが切られている向きを示しています。赤いラインが入っている端が切れる、あるいは赤いラインに対応した描画が行われます。
上図水色タイルに対して、図のようにタイルが切られています。
例えば、南方向のポイント記号は上下方向の敷設で左端、左右方向の敷設で下端になります。
同様に北方向のポイント記号は上下方向の敷設で右端、左右方向の敷設で上端になります。
赤い線路が一本書かれている記号は単線のため、三本の線路の記号は三線以上の線路を敷設する時、中央に敷設するための線路です。
高架アイコン

高架線路の記号です。
エッジアイコン

この記号は架線・高架壁に使われています。
これはタイルカットアイコンに近いのですが、線路のエッジ方向を示しています。
上図タイルに対して、紫の帯がエッジになります。
緑の輪に対し、赤いマークが入っている側を外側のエッジとして高架壁が描画されます。
敷設例
下の敷設例画像を参考に、実際に線路を敷きながら慣れてください。

基本的な三線線路の敷設
白いタイルは種類問わず

基本的な三線線路への架線の敷設
部分的に使われている単線用の架線に注意。
高架時については緑のマスは使用しない方が無難かも

基本的な側線線路・渡り線の敷設
白いタイルは種類問わず

基本的な側線線路・渡り線への架線の敷設
白いタイルはポイントの種類依存
灰色のタイルは高架・電化時用
複雑な仕様で大変申し訳ありません...ご意見があればE.T.までメールをお願いします。