このゲームでは、信号の使い方が非常に重要です
あまり信号に詳しくない人でもゲームができるように、信号について解説しようと思います
この説明はバージョン99.17.1をベースに書かれています。それ以外のバージョン(特に88以前)では仕様が異なります。
また、信号は南福岡車輌氏のアドオンを使っています。(pak.japanのデフォの信号は線路から離れて表示されるのであまり好きじゃない…)
信号を設置するには、「鉄道ツール」の「信号(Signal)」を選び、線路上の設置したい場所をクリックします。
信号の向きは、単方向進入可能(右・左)・両方向進入可能の三種類があります。
信号が表示されている方向からのみ、信号に進入できます。
信号の向きを変えるには、その信号の上でクリックします。
クリックするたびに向きが変わりますので、希望の向きになるまで複数回クリックしてください。
(既にある信号の向きを変える時には費用は発生しません。)
信号と信号の間のことを「閉塞区間」と呼びます。
通常の鉄道では、1つの閉塞区間には1編成しか入れない、という決まりになっています。
(現バージョンのSimutransではそうじゃない場合があります。)
たとえば、図中の黄色い車両は、先の閉塞区間に他の列車がいるので、信号から先に進むことはできません。
Simutransの信号システムを理解するうえで最も重要となる予約の概念を説明します。
まずは、試しに[B]キーを押してみましょう。図のように線路が赤くなったと思います。
この赤い線路が、予約済みの線路なのです。
列車は進行方向の線路が予約済みの場合のみ進み、通り過ぎた後予約が解除されます。また、予約済みの線路は、解除されるまで他の列車は予約できません。
予約システムの挙動は信号の種類によって異なるので、種類別にその挙動を見てみましょう。
それぞれの信号の使い道については、後の方で説明します。
通常の信号が次の信号までの区間をチェックするのに対し、プレシグナルは2つ先の信号までをチェックし、
その区間が他の列車に予約されていなければ、進行することができます。
プレシグナルを進行する際は、その列車は2つ先の信号までの区間を予約します。
ただし、次の信号より手前に停車駅があるときは、駅までの区間しかチェックも予約もしません。
次の駅までの経路が完全に空いていれば、その経路をすべて予約して進行します。
他の列車がいても、その駅の他のホームに入線可能な場合には、空いてるホームを選んで進行します。
チューズシグナルと組み合わせて使います。
この標識が立てられた経路はチューズシグナルによって選択されません。
ただしその経路をスケジュールで指定された車両は通行できます。